前回のブログでご案内しましたが、現在御茶ノ水のギャラリーバウハウスではヴィンテージプリントの展覧会『VINTAGE』が開催されており、国内外の著名写真家に交じって、僭越ながら私のヴィンテージプリントも展示させていただいています。
針穴写真が専門の私ですが、そもそも写真の世界に入ったのはモノクロ写真を見ることが好きで、1990年からパリに長期滞在する機会を得て、自分自身でモノクロ写真を撮影・現像・プリントすることになりました。
この時代はその後、銀塩プリントにとってもっとも魅力的な印画紙が次々と市場から消えることになる、デジタル化の波が到来する直前でした。上質の印画紙を使って実際に自分のプリントを焼ける時代の終わりに、かろうじて立ち会えたことは、私にとって非常にラッキーなことでした。
印画紙に焼き付けられたオリジナルプリントは、液晶画面や印刷物で見る画像とは全くの別物ですが、さらに、制作時期から10年、20年と時を経たヴィンタージプリントがもつ深い味わいは、実際に現物を見ることでしか体験できません。
写真展 « VINTAGE »は、2024年2月24日までgallery bauhausで開催されています。
ヴィンテージプリントを肌で感じるまたとない機会をお見逃しなく!

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